1番の強敵はストレスだった!ちょっと新しいローグライクRPG『ダーケストダンジョン』

ダーケストダンジョン PC

なんとなく気分でダンジョン探索してアイテム拾ってお金貯めて武器買って〜系のRPGをやりたいなーと思い付き、探していたら目に入ったDarkest Dungeon(ダーケストダンジョン)が、予想を上回る面白さだったのでご紹介。

Darkest Dungeonとは

Darkest Dungeonは、入るたびにダンジョンが変わるローグライクRPG。

中世っぽい世界観の中、ダンジョンを攻略してクエストをこなしていくタイプのゲームだ。特に主人公的なキャラクターはなく、様々な職業のヒーロー(プレーヤーキャラクター)を雇って探索を進めていく。

ここまでは理想どおりである。

このゲームが他と違うのは、探索するヒーローたちの「ストレスを管理しなければならない」というところ。

ストレスが溜まり過ぎたヒーローは発狂して使い物にならなくなるし、他のメンバーにも悪影響を与えてしまうので、何とかストレスが溜まるのを抑えながら探索を進めていかなくてはいけないというドMなら大好物間違いなしのゲームだ。

魅力的なポイント

仲間のストレス管理が重要

ストレス

このゲームのコンセプトとも言える「ストレスの管理」という要素が難易度を爆上げしていてHPに対するダメージと同じくらいか、それ以上に注意しながら進める必要がある。

  • 敵からの攻撃
  • 移動中に罠にはまる
  • ダンジョンが暗くなる

など、ヒーローたちは様々な要因でストレスが溜まるので、いかにストレスを溜めないで効率的に進めていくか常に考えながら行動しなければいけない。

このプレーヤーを精神的に追い込んでくる要素が、逆にハマる。

考える楽しみのある戦闘

ダンジョンに連れて行けるのは4人までで横に4人が並ぶ形で戦闘を行う。そしてヒーローたちは職業によって攻撃の種類がある程度決まっている。

序盤で出てくるヒーローであれば

クルセイダー
クルセイダー

近距離が得意で、攻撃、防御、回復とオールラウンドにこなせるタイプ。

追いはぎ
追い剥ぎ

銃を持ったヒーローで中・遠距離では銃で、近距離ではナイフで攻撃するスピードタイプ。

ペスト医師
ペスト医師

状態異常系の攻撃や味方のサポートを得意とするタイプ。

修道女
修道女

後衛からの回復が得意。聖なる力での攻撃も可能。

そして各ヒーローは前衛の場合に選択できる行動(攻撃や回復)、後衛の場合に選択できる行動がそれぞれ決まっていて、さらに攻撃は敵の前衛・中衛・後衛・全体のどの範囲に可能かも決まっている。

どのヒーローを連れていくのか、そしてどのポジションに配置するのかがとても重要になってくるのでダンジョン探索に行く前にあれこれ戦略を考えるのも楽しみのひとつになる。

いい味出してるイラスト

イラスト

ハードボイルドでありながらもデフォルメされていて、どこか可愛らしさもある版画っぽいイラストもこのゲームの魅力的な要素だ。

アニメーションはそれほど多くないが、動きや色味や表情がダークな世界観にマッチしていて個人的にすごく好みである。

ビジュアルも購入の動機になったので、もっとリアルな描写だったら買ってなかったと思う。

STEAM版をプレイ

色々なプラットフォームから発売されているが今回は一番安かったという理由でSTEAM版を購入したのでPCでプレイ。

音声は英語だが日本語字幕が表示されるのでプレイ中に支障はほぼない。が、ワタシの理解力かリスニング能力が足りないせいかオープニングのストーリー展開はよくわからなかった。

多分、親戚の遺言で古いダンジョンの奥に家宝的なものがあるから見つけて持ち帰ってくれ〜的なことを言われて探索に行く〜的な内容だと思う。

ストーリーについては完全にニュアンスだけしか把握していないので、その辺は実際にプレイして確かめていただきたい。

カオスな世界観

拠点

まずプレイの拠点となる町。見てくださいこの混沌とした雰囲気。間違いなくヤバい。

でも町の人々はというと意外とぶっ飛んだ人はおらず、気のいいオッサンばかり。見た目は若干邪悪だけど。

そしてダンジョン。見た目は、『まぁ、ダンジョンだな』って感じ。

でも出てくる敵は人間やらゾンビ系やら非人間が入り混じっている感じ。そして結構凶悪な見た目で怖い。

ダンジョンは光が大事!

松明ゲージ
画面の上部にあるのが松明ゲージ

このゲームではダンジョンでの松明の光が必須でキーになる要素でもある。

松明の光が強いと、

  • ヒーローの回避能力が上がる
  • 先制攻撃しやすい
  • ダンジョン内の偵察が発生しやすくなる

など、メリットが多くなる。

反対に光が弱くなると、

  • 敵に先制攻撃されやすい
  • 敵の攻撃力が上がる
  • 移動時にストレスを受けやすくなる

など、デメリットが多くなる。

常に松明を意識しながら移動していかないと、光の影響だけで全滅してしまう可能性もあるのだ。

ストレス管理はストレスが溜まる

ヒーローたちはすぐストレスが溜まる。そして最大まで溜まると「Affliction」(苦悩・苦痛)という状態になり、「被害妄想」や「鬱」や「絶望」などに陥る。精神が病んでしまうのだ。

こうなってしまうと戦闘拒否や勝手な行動、そして味方にも愚痴をこぼしたりしてストレスを与えてしまい、内側からも崩壊の危機に晒される。

Afflictionになってもストレスを乗り越えて逆に強くなる場合もあるが、物凄く稀にしか発生しないので、いかにストレスを溜めないか慎重になりながらプレーヤーもストレスを溜めながら行動を選択していく。

町に帰還してもストレスは蓄積されるので、町の施設を利用して休息を取らせる事でストレスを発散させる事になる。

なんか、現代社会を垣間見ている感がある。。。

癖が強い

ヒーローたちには奇癖というステータスに影響を及ぼす癖がある。

良癖と悪癖がありダンジョン攻略にメリット・デメリットを生む要素で、奇癖の影響もダンジョン探索の成功を左右する。

クエスト達成時にランダムで獲得する。獲得の画面は毎回ワクワクドキドキするが、大体の場合、悪癖がつく。クエスト達成したにも関わらず、ご褒美は悪癖である。無慈悲。

まとめ

このゲームをプレイしてみて、世の中間管理職の皆様の大変さが少しだけ分かったような気がした。大勢の社員を管理するのって、非常に大変なのですね。。。

普通のローグライクRPGに「ストレス」を追加しただけでここまで難易度が上がり、プレイする側にまでストレスを与えてくれるとは。

でも、この難易度を上げてくれる要素が、今までのRPG以上にプレーヤーを悩ませ考えさせてくれる事で行動・戦闘に深みが増し、面白くしてくれていると思う。

間違いなく万人受けしないゲームだが、少しだけでもドM気分を味わいたいと思ったら、是非お試しいただきたい。

では。

コメント